色鉛筆


色鉛筆を使いたくて絵葉書の模写をしてみました。

鉛筆の木の香りと芯の匂いから春を感じました。

色鉛筆は、

夏に使えば夏の気分を高めてくれ、

秋に使えば秋の気配に浸らせてくれます。

インクの匂いも好きですが、

色鉛筆の香りも格別です。

                      (20.3.21)

    『万年筆談義』出版記念の贈り物

      インク窓付き ふでDEまんねん

 『万年筆談義』の読者から、セーラーのふでDEまんねんのインク窓付きを、出版記念として贈られました。もう嬉しいのなんの。出版記念のお祝いをいただくことなど、思ってもいなかったことです。

 更に嬉しいのは、インク窓。この窓は必要なのです。屋外でのスケッチの際、インクが途中で切れますと、それはそれは大変です。椅子を置く場所は必ずしも平坦とは限りません。結構足場の悪いことが多いのです。バッグからインク瓶を取り出しても、それを置く所もありません。ああ、インクを満タンにしておけばよかったと後悔することになります。インク窓があれば、インク残量を簡単に確認することができますので、休憩のときにインク吸入を忘れることもなくなることでしょう。

 このインク窓ですが、場所・形・大きさが実にいいのです。ちょっとしたアクセントになっていてお洒落です。セーラーさん、これ定番にしません?

                      (2020.3.7)

        静謐なる時間

          ハマスホイの絵


 絵画を観て、驚くほど静かな時間の存在を感じ、吸い込まれそうになることがあります。ハマスホイの作品がそうです。

 印象派に続いてポスト印象派が登場し、象徴主義、キュビズム、表現主義など新しい芸術が次々に生まれた時代において、独自の絵画を追求した人。

 流行に流されない、その静かな生き方にも憧れます。

                      (2020.2.1)

        シローさんのふでまん

 ペン先調整師シローさんにカクノの2種類のふでまんを作ってもらいました。ペン先の曲げの角度が異なる2種類です。1本はセーラー万年筆と同じ40度。1本は30度です。小さい作品の場合は太い線はそれほど必要としません。そのようなときには30度のふでまんが活躍してくれます。ペンをちょっと立てると細い線になります。この10度の差が実に心地良いのです。

 このような微妙な要望を実現してくれる調整師の存在は、とても心強いものです。

 30度(写真上)と40度(写真下)の2種類のふでまんは、私の制作活動を励ましてくれています。       (2019.9.14)

        まあるい ふでDEまんねん


 筆記具工房の金崎徳稔さんに、「ふでDEまんねんのキャップと尻軸の先端のデザイン、格好悪いですよね。まあるくすれば可愛い雰囲気になると思いませんか?」と話したら、後日、金崎さんから「作ってみました」とまあるい先端部分が届きました。

 これにも驚きました。 

 早速付け替えてみて大満足。

 マジシャン金崎。何もなかったはずの掌から、ほしいものがポンと出てきました。

 世界に一本だけの、私だけのふでDEまんねん。これを使うと心もまあるくなれます。

                      (2019.8.31)

       ふでDEまんねんスケルトン

 屋外でスケッチをしていて途中でインク切れをしてしまうと面倒です。「スケルトンのふでDEまんねんがあるといいなあ~」と長原幸夫さんに葉書を書いたら、数日後に、「作ってみました」と現物が届きました。

 驚いたのなんの。それはもう。

 こんなものがあったらいいなあと思ったものが目の前に出てきたのです。夢のような話です。

 これ、ドラえもんの世界。正に幸夫さんのお腹はドラえもんのポケット。夢がいっぱい入っていそうです。ビールが入っているのではなかったのでした。

                     (2019.8.23)

         手作り封筒の奇跡

 萬年筆くらぶの会員の中に、手作りの封筒で手紙をくださる方が2人います。2人とも美しい写真のカレンダーで封筒を作られるので楽しみです。

 数年前、郵便受けを見たら手作り封筒が2通。ウン? と思いながら手にすると、その2人からのもので、偶然にも同じ日に届いたのでした。

 その数年後の昨日、郵便受けを見たら手作り封筒が2通。ウン??? と思いながら手にすると、驚くことにその2人からのものでした。

 またもや同じ日の配達。

 この奇遇さに驚きながら開封し、ちょっと心を静めてから2人からの手紙を読みました。

                      (2019.8.14)

         オリジナル絵葉書


 ニトリのミルクピッチャーの鉛筆立ての絵を絵葉書にしてみました。ペン画の場合は着色しなくても、それなりに表情が出るようです。

 右の余白にメッセージを書いて投函します。

           鉛筆立て


 短くなってしまった鉛筆を立てるペン立て。なかなかいいものがありません。短い鉛筆がペン立ての中で溺れてしまいます。

 ジャムの小瓶を使っていましたが、最近いいものを見つけました。ニトリのミルクピッチャー。高さが約6センチ。ふっくらとした曲線が何とも言えぬ優しさを醸し出しています。

                      (2019.8.12)

        これは何でしょう?


 何かの作品かしら?

 いえいえ、そうではありません。

 私の必需品です。もう何年も使っています。

 何に使っているものなのか、いろいろと想像してみてください。

                      (2019.8.11)

                          バカリズムの大人のたしなみズム

    Goods Press 7月号 より


 本番収録風景です。

 カメラ・照明・音声・現場ディレクター、それぞれが、それぞれの役回りで動き回っています。皆さん、お互いに丁寧な言葉を掛け合いながら仕事をされています。その様子を見て、私はとてもリラックスできたのでした。

                      (2019.7.22)

     バカリズムの大人のたしなみズム

 

 番組の最後でバカリズムさんが描かれたフリップをもらってきました。彼はこれを、カメラが回っている中、アドリブで描きます。

 そもそも収録全てがライブでした。収録の前にバカリズムさんと軽い打ち合わせがあるのかと思っていましたが、本番収録の中で初めての対面となるのでした。

 人生はライブであることを学びました。

                      (2019.7.17)


           万年筆画



 水彩画を少々。特別な道具は持っていません。友人から譲ってもらった絵の具と筆で楽しんでいます。

                       (2019.3.8)

          原稿ノート



 私はノートを使って原稿を書いています。写真のノートは萬年筆くらぶオリジナルノートです。余白を広くとってあるので加筆が楽にできます。私のノートは加筆だらけ。

 原稿用紙は使いません。原稿用紙を前にすると、作文が書けなくて悩んだ子どもの頃を思い出すからです。私は作文が一番嫌いで、二番目に嫌いなことは絵を描くことでした。

                       (2018.8)

       モレスキン・クラシック


 今回製作しました絵葉書の原画です。使っているノートはモレスキン・クラシック。気軽に使えるので持ち歩いています。

 現地に座り込んでノートを開いて描いていますと、いろいろな人から声を掛けられます。その場での会話も楽しいものです。

                       (2018.3)


      萬年筆くらぶオリジナル絵葉書

         グラナダのBAR


 教会前の小さな広場で座っていたら、すぐ近くでギター弾きが演奏を始めました。「禁じられた遊び」やフラメンコ。

 スペイン特有の濃い青空。丘の上にはアルハンブラ宮殿。そこで私はギターの音色を聴きながらBARの絵を描きました。

 チップを入れると「グラシアス」。私の方こそグラシアス。素敵な時間をありがとう。

                       (2018.1)


     萬年筆くらぶオリジナル絵葉書

         グラナダの脇道


 脇道・小路がすきです。

 それが上り坂だったらたまりません。ついつい足を踏み入れたくなります。

 グラナダの丘を歩いていたら、この脇道に出会いました。

 何故私はこの道に惹かれるのだろうと思いながらのスケッチでした。

                       (2018.1)


      萬年筆くらぶオリジナル絵葉書

         グラナダの街路樹


 濃い緑色が輝いています。

 これが街のあちらこちらにあるのです。

 その中の一本が「私を描いて」と声をかけてきました。

                       (2018.1)


      萬年筆くらぶオリジナル絵葉書

         モンテフリオのベンチ                               


 坂道に置いてある、今にも壊れそうなベンチ。

 誰も座ろうとはしません。

 そもそも坂道にそのまま据えてあるベンチに座ったら、身体が斜めに傾いてしまいます。

 誰にも座られることもなく、このベンチは朽ちていくのでしょう。

                       (2018.1)


       萬年筆くらぶオリジナル絵葉書

         モンテフリオの水飲み場                               


 町の中心地にある水飲み場。

 おじいちゃん達が、朝からベンチに腰掛けています。

 ただ座っているだけです。

 時々水を飲みに来ては、またベンチに座ります。

 おばあちゃんがいないのが不思議です。

                       (2018.1)


           切手貼り


 私は年間1000通の葉書を出します。葉書を書いている時間は、その葉書を受け取る人との会話のひと時です。その都度切手を貼るのは大変ですので、一定量まとめて切手貼りをします。今日は1957年と1960年の切手を貼りました。これらの葉書はどなたの所へ届けられるのでしょうか。

                       (2017.12)


        fuente72号発送準備


 fuente72号発送の準備を始めました。まずは切手貼りです。記念切手を使っています。この作業を1週間やります。部屋は綺麗な切手で花畑のようになります。

                       (2017.11)


      萬年筆くらぶオリジナルノート


 保管中のノートの表紙にシミが出ていたので、落書きをしてみました。家人からは「シミの方が良かった」と言われました。                    (2017.11)


      萬年筆くらぶオリジナルノート


 萬年筆くらぶオリジナルノートは余白を大きくとってあるのが特徴です。私は原稿書きにも使っていますが、いつも余白に書き切れないほどの書き込みをすることになってしまいます。

 既に絶版。再製作してほしいというリクエストが多くあり、その声に応えんと見積もりをとってみたのですが、単価が600円を大きく超えてしまい断念しました。

                       (2017.11)


                                       fuente 72号 編集中


 フエンテ72号の編集中です。写真はフエンテ72号に寄せられた原稿です。カラフルなインクで書かれた原稿用紙や便箋。万年筆に対する熱い思いがいっぱい。皆さん、人生を楽しんでおられます。フエンテ72号は年末に発行されます。

                       (2017.11)


      無言の葉書(fuente71号掲載)

                                   中谷 でべそ

 梅雨。よくまあ、これだけの水分が空中にあるものだと呆れるほど毎日雨が降る。雨の雫が重みに耐えかねて、つっと動き始め、窓ガラスを伝わって流れ落ちる。

 過日、萬年筆くらぶ会員のSさんから受け取った、少し大きめの封筒から出てきた葉書には驚いた。見覚えのある葉書。それは私が出した葉書だった。切手は貼ってあり、差出人である私の住所印はあるものの、宛名と本文が書かれていない。狐につままれた思いで同封の手紙を読んだ。「しばらくの間入院していました。退院してきて郵便受けを見たら多くの郵便物が入っていて、でべそさんからの葉書が地面に落ちていました。雨に打たれたのでしょう、万年筆のインクがきれいに流れてしまっていました。ご用件は何だったのでしょうか?」

 なるほど、そう言えば紙が波打っている。私の住所印も薄くなっている。しかし、ブルーのインクで書いた部分は見事に流れ去り、痕跡すら感じ取ることができない。そのあまりの潔さに感動すら覚えた。

 白い葉書を見ていたら、万年筆で書かれた葉書には、まるで命でも宿るのではなかろうかとの思いに至った。その命は、儚くシャボン玉のように消えてしまうこともある。文字が流れてしまった葉書は何も語ることはできず、無言のままSさんと対面したのだ。

 そろそろ梅雨も明ける頃だろうという日に、Sさんに再び葉書を書いた。Sさんは季語と歳時記を研究していて、MY辞典を作っているという。そのノートを是非見てみたい旨を記し、ご病気は何だったのかしらと案じながら、いつものポストに投函した。

 その数日後の雨の日、再び見覚えのある葉書が郵便受けに入っていた。それは私がSさんに送ったはずの葉書。文字は消えていない。なのに何故?

 宛名の横に「宛所に見当たりません」という郵便局の印。私はハッとして窓の外を見た。窓ガラスの雨の雫が流れ落ち、そして消えていった。

       fuente 71号製作終了


まず書斎の机の上に、作業用のデスクマットを敷きます。手作りの作業用デスクマットは何年も使っていて、インクの染みもあります。MAXのホチキス・タテヨコを使って1冊ずつ製本をします。デジタル時代においては、考えられないような手作り会報誌です。完成しましたので封筒に入れて全ての発送を終了しました。71回目の約束を果たしたという思いで、ほっとするひと時です。          (2017.8)

      fuente 71号製作中風景


fuente 71号は64ページです。8種類の印刷の山から1枚1枚を取り、ページ順に重ねていきます。一番右にあるのが、1ページから64ページまで揃ったものです。機械でやればすぐに終わるのでしょうが、そのような設備はありませんので手作業でやっています。                                                          (2017.8)


           鳥の置物


山口県萩の骨董屋で買ったもの。木製で泥のような絵具で仕上げてあります。なんとも素朴で、ほのぼのとしてしまいます。もう30年近く棚の上にいて、私をじっと見つめています。

理想を忘れてはいないか。己だけのために生きてはいないか。自分の利益を優先させる生き方をしてはいないか。健康に気を配っているか。いろいろと問われています。

          愛用の電卓


長年使っている電卓です。お洒落でセンスのよい電卓を見かけると、いいなあ~と思うのですが、買ったことはありません。買って帰ると、この電卓の出番がなくなるからです。

このボールペンはカランダッシュですが、限定品です。定番の黄色より少し山吹色に近い色合いで、私はこの温かい雰囲気が好きです。

       モンブラン ボルドーレッド


モンブランのボルドーレッドのインクボトル。W-Germany と印字があります。手紙を受け取った人は、この色を見てでべそからだと判断します。

この色もインクボトルも絶版です。数個の買い置きがありますが、それが無くなりましたら、「ボルドーレッドのでべそ」は終わりです。

      fuente71号 発送準備進行中


会報誌『fuente』の発送準備をしています。

記念切手を貼って、手書きで宛名を書きます。

インクはモンブランのボルドーレッド。

発足以来24年間、変わらぬスタイルです。

郵便に関するアナログの世界を守りたいと思っています。

                                                                                                         (2017.8)

        会員登録用システム手帳


萬年筆くらぶの会員情報を管理しているシステム手帳です。登録会員数は1300名を超えました。

この他に、原稿管理や経費管理の数冊のシステム手帳があります。

     fuente50号 発行記念品 ペンレスト


フエンテ50号を発行したときに作りました記念品です。Stylo Art の数野元志さん製作です。経年変化で飴色に変色してきています。

萬年筆くらぶはそろそろ発足25年目を迎えます。フエンテも75号に達します。25周年記念・75号発行記念は、どのようなものにしましょうか。

           古い絵葉書


萬年筆くらぶでは年間1000通近いの葉書を出しています。写真は古い絵葉書ですが、このようなものも時には使っています。「きかは便郵」という文字が見えます。古びれていて汚れているのですが、皆さん、でべその遊びを楽しんでくださっています。